残業した者だけがたどり着ける、地下の社食がある。
案内板に載っていない、地下の社員食堂。深夜0時を過ぎた残業者だけが、なぜかその階段を見つけられる。顔の見えない料理人は、注文を聞かない——出てくるのは、その人に今いちばん必要なひと皿。会計は「また来ないこと」。